お気に入りのジュエリーが生まれ変わる素材別で学ぶ・クリーニング方法

ライフスタイル

女性ならだれでも1つ、お気に入りのジュエリーをお持ちのはず。
毎日のご褒美に、毎日1つ自分を輝かせてくれる逸品、あるのではないでしょうか。

ここでは、意外と問い合わせの多いジュエリーのお手入れ方法を素材別にご紹介します。
プロの手を借りずとも、買った当初の輝きを再び手にすることもできるはず。

高価な宝石(ダイヤモンド、エメラルド、ルビー、サファイア)


1/4カップのアンモニアに1カップのお湯を入れ、ジュエリーを30分間浸します。その後、ぬるま湯と少量の食器用洗剤を入れたボウルに移し、転がします。石の周辺をやわらかな歯ブラシで磨き、ぬるま湯の洗い流し、乾燥させて終了。
*アンモニアガスの水溶液で、薬局で市販されているものは10%溶液です。比較的手軽に薬局などで入手できます。

その他の宝石・天然石たち


基本的には上記と同じです。
ただし、硬度が低く、吸水性のある宝石は、お湯にアンモニアを入れるプロセスは省きます。
洗浄は液体の台所用洗剤のみでも十分きれいになりますよ。

硬度が低く、吸水性のある宝石たち:
アメジスト、ターコイズ、ラピスラズリ

本物のパール


ご存知でしたか?

本物のパールは長くつければつけるほど、肌から出る皮脂により実にきれいな光沢が生まれます。
ただし、ローションやヘアスプレーは変色の恐れがあるので厳禁です。
ぬるま湯に極マイルドな洗剤を入れ、メイク用ブラシでやさしくなぞるように洗います。

ゴールド

歯磨き粉を3センチほど手のひらに出し、水を数滴たらして泡のペーストを作ります。その後、やわらかな歯ブラシにつけ、磨きます。あとは流水で洗い流しす。

*ゴールドは酸に強く、さびにくい特徴がありますが、ダイヤモンドと比較するとはるかい硬度が低いため、傷がつきやすくもあります。使用する歯ブラシは”ソフトなタイプ”を選び優しくブラッシングしてください。そして、歯磨き後をしっかりと洗い流し、よく乾かして粉を表面に残さないように注意しましょう。

シルバー

ベーキングパウダーと水を3対1の割合で混ぜてペーストを作ります。
シルバーアクセサリーを濡らし、毛羽立ちのない、なめらかな布にペーストをつけ、やさしく磨きます。
あとは、しっかりと水で洗い流し、乾かすだけ。

*シルバーや真鍮は錆や変色、汗や、その土地柄によって酸が強い場合に変色が起きやすい特徴があります。ベーキングパウダーは、こうしたシルバーのクリーニングにも最適です。
放っておくと錆や変色が起きやすいシルバーは、汗や水分に弱いので、使用後に毎回さっと乾いた布で拭くようにするだけでも、日ごろのお手入れになります。

いかかがでしたか?

毎日身に着けているジュエリーから、引き出しにしまったままの逸品も、きちんとしたお手入れで新たな魅力が加わるというもの。手持ちのジュエリーの魅力を再発見できるかもしれません。
自分でピカピカに磨いたジュエリーは、長く愛用していても、また新たな魅力を放って見えたりするので不思議です。

時間のある時や週末に、また自宅で過ごすのが楽しい秋の夜長のアクティビティとしてまとめてクリーニングすると、気持ちもすっきりできておすすめです。きちんとしたお手入れで、大好きなジュエリーをずっと大切に使いたいものです。
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