40代のくすみ肌は血行改善と3つのセルフケアで艶ハリを戻す

健康

「なんだか今日は化粧のりが悪い。」

「ファンデーションをのせてもくすんでみえる」

そんな経験はありませんか?

年齢とともにくすむ素肌の原因は、

「くすみ」です。

ここではその原因を探り、40代でも肌の

はり艶を取り戻すしくみを理解していきましょう。

肌のくすみの原因は、血液の滞りと栄養、潤い不足

年齢を重ねると、素肌が黄色い、黒ずんでいる、など透明感やハリ、ツヤが無くなりいつも疲れ顔に見られてしまう、なんてこともあるでしょう。

原因は、色素沈着や、お肌のカルボニル化(体の中にある余分な糖が活性酸素によって酸化した状態)、などさまざまですが、於血(おけつ)といって血流が悪くなり、黒ずんだ状態=くすみも非常に多いのが特徴です。

こんな症状のある方がいれば要注意!

たとえば、

●青クマができる
●しみ、青あざができやすい
●午後になると疲れやすい
●乾燥しやすい

一般的には健康な状態の素肌の見え方は、血液の巡りが良いと血管が拡がり、皮膚は赤みをおびてピンク色になります。また血のめぐりは、体の隅々まで栄養を運んでくれるので、ハリや艶を生んでくれます。

一方で、血行不良になると、新しい皮膚の再生が遅れターンオーバーされなくなり、古い角質が剥がれ落ちず肌表面にとどまるため、肌の透明度が損なわれ、くすみを引き起こしているのです。
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血行改善は東洋医学をお手本に

つまり、くすみの予防、くすみの解消には、まず「血行改善」がポイントです!

セルフケアでお肌の血のめぐりを3つをご紹介します。

① しっかりと睡眠をとる
② 解毒を促すお通じリズムを整える
③ 十分な栄養をとる

① と②は正常な体内バランスを保つのに欠かせない日常の営みです。

なかでも「栄養」はいくつかのポイントがあります。

潤いを補う食材をとる

肌に栄養と潤いを送るための血が不足する(また滞る)と乾燥して痒みを引き起こす場合があります。

まず、潤いを消耗させるといわれる辛いものは控えて、潤いをつくる「ゆりね」「松の実」「ごま」「きくらげ」を摂り、良い血をつくる「レバー」「クコの実」などの赤い食材はおススメです。

肝・脾・肺を補う食材を取り入れる

皮膚と関連のある肺の食材は肌を潤します。「ほうれん草」「小松菜」など青々とした緑の濃い野菜は良いでしょう。また肺に良いといわれる「やまいも」「かぼちゃ」など黄色で甘い芋類は、消化も

よくおススメです。いかがですか?

人によって体質や症状も様々ですが、食事で養生することは体質を改善していくそのものです。

漢方の服用は怖い、という方はまず日常ですぐに取り入れられる食材選びから始めてみましょう。

一時的な疲労による血行不良であれば、充分に栄養を摂ってぐっすり眠れば回復を期待できます。

体の根本を見直したうえで、それでも血流が悪いという場合は、こちらもおススメです。
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